もう18年も経ちます。今の世界は1990年代後半とはまったく違います。オーストラリアのSpace
Heroes UniverseやCoinland、アメリカのSecret Builders、マイクロソフト社が購入したマインクラフトMinecraftなどが最近のチャットも含んだゲームです。Community
Place Browserの色んなワールドはゲームとは言えません。ただ人間が作った自然と建物の中で懐かしいアバターが歩き回るだけです。そしてチャットをする。オーストラリアのSpace
Heroes Universeは2011年の後半ごろにベータ版があり、そして私は2012年の4月にラジオで社長のインタビューを聞き、遊び始めました。2013年の後半から更新が少なくなり、ユーザーも減ってしまったようです。そして2014年はまったく新しい更新がなく、2015年の1月にゲームがなくなりました。Virtual Worldで遊ぶ人はもうあまりいないようです。ソニーのさぱりはJavaを使用していたのと違って、Space
Heroes UniverseはFlash Player を使用していました。今のゲーム市場はモバイル・スマホで遊ぶゲームの方に移ったようです。コンピュータエンタテインメントの時代はもう終わったようです。スマホで遊ぶゲームで面白いものは一つもありません。
さぱりは僕が4歳の時には遊び始めていたでしょう。そして2008年にソニーのWindows
98Second Edition搭載のバイオがまたさぱりを起動している最中に電源が切れてからは一度も遊んでいません。あのパソコンのデータを移しておけばよかった。いまではもうあの昔の面白いソフトが手に入らない。2010年に起動させようとしてももう反応することはできなかったので、そのまま捨ててしまった。
僕がさぱりの復活を望むならばその理由はまだちゃんと遊んでいないから。マイクロソフト社が購入したマインクラフトMinecraftはますます人気が高まるばかりである。理解ができません。僕は1週間遊んだだけで厭きたのだが、他の人はまったく厭きないようです。マインクラフトMinecraftはマルチプレイヤーがあり、そこでチャットが可能です。さぱりと同じ機能であるが、目的が違う。マインクラフトMinecraftはサバイバルゲームやクリエイティブなどのモードがあるのに対して、「Sampo Park Relaxation」のさぱりはただ周りのシミュレーションを鑑賞しながら会話をするという目的である。両方ともJavaと関係があります。
ソニーが開発した専用ブラウザであるCommunity Place BrowserやCommunity Place対応マルチユーザー・コンテンツとモデリング及びオーサリングツールはいつの間にか消えています。ソニーがこれまでVRMLの標準化へ積極的に参画し、インターネット上で3次元の仮想空間を共有し、新しいコミュニケーション世界の普及に取り組んできたことを知っている人も少ない上に、全てが無駄だったという結果になっているようです。
Virtual Reality Modelling Language (仮想現実モデリング言語、VRML)
ファイル形式はテキストファイル(コンパイルが不要)であり、ヘッダ、コメント、ノード(フィールド)、プロトタイプ、ルートの5つの要素から構成される。
3Dポリゴンの頂点および線の座標、ポリゴンや色や画像によるテクスチャー、光源による明るさなどを指定できる。 また、URL指定によってインターネット上の別の場所にある画像やVRMLファイルを指定できる。 アニメーションや光源、視点の設定などといったインタラクティブな効果も設定でき、一種の仮想空間を構築できる。
さらに、Scriptノードを使って、Java・JavaScriptなどのプログラミング言語と連携させた動作を行うことも可能である。これはまさにソニーがやったことです。VRMLファイルは「ワールド」とも呼ばれ、.wrl という拡張子が付く(たとえば honjo.wrl)。まとめますと、Community Place BrowserやCyber
Passage などでVRMLテキストファイルを開くと、3Dのワールドが現れる。ノートパッドでVRMLファイルを開くと、数字や文字がかっこと一緒に書かれていることがわかる。そして編集するのは困難だと思います。
<モデリング及びオーサリングツール>
<モデリング及びオーサリングツール>
・Community Place Conductor Version 1.0 体験版(ソニー製)
VRML 2.0準拠のオーサリングツールです。既存のVRMLファイルをドラッグ&ドロップすることで、各種センサやイベントのルーティングを付加することができ、動きのある三次元の世界を構築することができます。Javaによるプログラミングもサポートしています。
・CyberWalker Version 1.5 体験版 (東洋情報システム 製)
VRML 2.0形式で出力が可能で、 Community Place Browser上で表示ができる三次元データの作成ツールです。添付のパーツ、テクスチャ、効果音のサンプルを利用して、積み木感覚で3次元モデルを作成することができ、その中をマウス操作で歩きまわることが可能です。
・幾何公園 Version 1.0体験版(リコー製)
簡易版の三次元CADシステムで、マウス操作により、直方体/球等の7つの基本形状の生成や、移動/回転/変形等や、複雑な局面形状の生成が容易。
他に集合演算、切断操作やアンドゥ/リドゥなどの編集機能、シェーディング表示機能、VRML1.0の出力機能を備えています。
これらはソニーのインターネット上での三次元仮想空間におけるコミュニケーションを 実現するソフトウェアパッケージ 『インターネット3Dパック』『PCQ-CPSK1』に付属していました。
ノートパッドでVRMLファイルを作成するのはプロもできないのではないでしょうか。 一時普及が進んだのだが、VRMLの表現能力の限界やモデリングツールの少なさ、操作の難しさなどから、しだいにあまり使われなくなってしまったようです。結果はVRMLの表現能力の限界などから、次世代の仕様としてXMLベースのX3Dを一から作成することとなった。僕はもっとHTMLやXMLなどのマークアップ言語について勉強しなければいけません。Web3DコンソーシアムはVRMLコンソーシアムが1998年に組織を改編した後にできた規格策定組織である。1998年にもうX3Dがあったんですね。さぱりがなくなるのも理解ができる。ソニーは現在X3D活動をしていないでしょう。Adobe Shockwave PlayerなどもWeb3Dコンソーシアムと関係があるようです。VRMLは普及していた当時のネットワークやコンピュータ性能には荷が重すぎたでしょう。
「プラグアダプターの全ての3Dシミュレーションパック(v1.0)」はダウンロードページと圧縮ソフトを用意できたらウエブサイトに搭載します。しばらく時間がかかるでしょう。2016年2月6日土曜日を予定しています。v1.1,
v1.5, v2.0も2018年には搭載されているでしょう。VRML、 X3D、 HTML、 XML、CAD関連のマークアップ言語をもっともっと普及させるためにこの3Dシミュレーションパックを作っています。株式会社ジーシーオー(www.gcoj.com - George Company)の代表取締役:澤井 条二と社員一同にも協力してもらえたらいいなと思っています。まだ様子がわからないのですが。株式会社ジーシーオーは2011年以来あまりインターネット上での「グラフィックとコミュニケーションの場」を追求していないようです。もう一度挑戦すればマインクラフトのような世界大ヒットゲームやもっと人類に役に立つ商品デザインやバーチュアルワールドができるかもしれない。パナソニック業務用のCADやデザインなどもブログ記事のテーマにしていきます。来年エレクトロニクス、デザインとCADを学ぶので、それについても書きます。ではこれで。
追伸:株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、あたかもプレイステーション専用3Dゲームを操作する感覚で、オンライン空間上に展開する仮想的な世界に集う3Dのアバター(分身)をリアルタイムに操作する、今までにない斬新なオンライン・ユーザーコミュニティ「Home」を、2007年秋から順次PS3の販売地域に向けて展開してまいります。と2007年3月8日に発表しているのですが、もう8年もたちます。この8年間の間でどのくらい3D技術が進歩しているのだろうか。あまり変化が見られないようです。SecondLifeなども結構古いバーチャルワールドなので、世界ヒットの期間は過ぎたようです。やはり世界のほとんどの人はこういう中途半端な、面白くないバーチャルワールドには厭きたようです。2Dのバーチャルワールドの方がもっとしっかりしているようです。どうしても今の3Dでは人間をきれいに本物らしく表現するのが難しいようです。2Dであれば3Dの中途半端な、面白くない部分を切り取ることができます。