プラグアダプターのしくみ

インターネットでだれも説明していないプラグアダプターのしくみを紹介したいと思います。

プラグアダプターの仕組みは簡単です。

プラグピン・・・・突出してるピンの部分です。
バネ・・・相手側のプラグピンを受けるバネです。
ボディー・・・プラグピンを固定する外側の部分です。
カバー・・・・バネ側を覆うカバーです。
取付ネジ・・・ボディとカバーを固定するネジ


以上が一番簡単な構造のアダプタープラグ。井筒製作所の2505C/Uなどにもっともあてはまります。



プラグピン


プラグピンとバネの接続は、カシメることによって一体化しています。
綺麗にカシメることは非常に重要で、カシメが弱いとグラグラになったり、通電時に発熱したりします。
電気的な性能の面で、非常に重要なポイントとなっています。

下図は全て2505 S/Eです。
 バネ&ボディー

カシメていることがわかります。



取付ネジ


カバー
このカシメることは会社の秘密に近いものですが、他社がまねすることはできないと思います。大量生産の会社はそんなきれいに
カシメることなんかしませんからね。ちなみによくわからない人に知恵袋からとりましたが、カシメると言うのは部品同士を固定する場合、金属の塑性変形を利用する方法です。例として鉄骨と鉄骨を繋げる時にリベットを打つ事です。広い意味で言えばホチキスで紙を束ねるのも針の塑性変形を利用するのでカシメる事に為ります。三井金属計測機工株式会社にもっと詳しい説明があります。

YAZAWAの中国工場でかしめたプラグは踏んだらたぶんはずれます。そして踏まなくても、グラグラになったり、発熱したりするでしょう。