2007年のPCM-D50発売がこれの始まりで、その当時は2.4.00のバージョンだった。2009年にPxEngineエラーのためのアップデーターにより2.4.01になったになった。その2.4.02がどこに行ったのかはわかりませんが、同じ年に2.4.03というウィンドウズ7対応のソフトを出した。日本語バージョンのリードミーファイルなどは2009年と書いているが、その他の言語は2007年のままであった。
そしてそのまま2年たって、2012のウィンドウズ8が出ると、SSMSREがウィンドウズ8に対応していないようなQandA記事があった。レコーダーは対応しているがなぜウィンドウズ8でソフトが使えなかったのだろうか。ウィンドウズ10ではウィンドウズ7ソフトが使えると言われていますので、安心して使っています。
2016年9月にICレコーダーQ&Aは新しくなり、DVE3.3とSSMSRE2.4.03を終了する考えが出た。PCM-D1PROの2.4.00については何も言われなかった。2017年3月31日という期限だ。ソニックステージCPほど長くはないが、せいぜい7年以上9年以下はある。2.4.00が止まらなければこのまま10年は切る。
結構時間がたったにもかかわらず、このソフトはまだ「若く」感じる。理由は2.xシリーズの黒とシルバーと青のデザインだ。それにタイトルバーやスクロールバーがソニー独自のものであることも大きい。音量の調節もソニックステージらしいデザインだ。
それではなぜSSMSが開発終了になったのかを考える。詳細はVAIO開発と絡むだろう。2009年という年は色んな事が起きている。ソニックステージVを止め、x-アプリを始めることや秋のPCにウィンドウズ7をOSとしていたことなどがあります。ソニーのソフト開発者も元々それほどレベルが高いわけではないので、xpからVistaまで長生きしたSSMSを7で継続することは金の使いすぎとなったのだろう。ということはSSMSの最終バージョンはVista上で動作していたことになる。SSMSREのウィンドウズ7対応版はただ何とか使えるための編集を加えただけだと思います。2009年にレコーダーの付属ソフトがサウンドフォージオーディオスタジオ10
LEになったことを元にSFASがSSMSの後継だと考える人もいる。SFASはPCM-D50の海外バージョンにもついていた。しかしSFASはすでにソニーのものではない(MAGIX
2016)今こそSSMS
(RE)が帰ってくる時であろう。外国でSSMSREが採用されていなかったことも大きな要因です。確かに今ならアドビオーディションやAudacityの方がSSMSよりいいのですが、無料ではないし、ファイルサイズも大きく、使いやすいとは言えない。